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カスタム処方と色合わせ

既製品が近いが合わない場合、耐熱、防食、密着、光沢、乾燥速度、コスト目標まで、お客様の仕様に合わせて処方を設計します。

RAL / Pantone 色合わせ耐熱・防食の目標設定プラスチックへの密着ご要望に応じ NDA を締結

変更できる項目

スプレー塗料はトレードオフの組み合わせです。一つの特性を変えれば他が動くため、カスタム処方は譲れない特性から始めて、そこから外側へ設計します。

  • 樹脂システム — アクリル、アルキド、エポキシ、ポリウレタン、シリコーン耐熱、ジンクリッチ
  • 溶剤バランス — 乾燥速度、流動性、お客様の施工条件との適合性
  • 顔料と効果 — ソリッドカラー、メタリック、クロム調、夜光
  • 添加剤 — 密着促進剤、タレ防止剤、UV 安定剤、防食剤
  • 吐出仕様 — 噴射剤、圧力、バルブ形式、噴霧パターン、缶規格
  • 表面物性 — 光沢度、硬度、柔軟性、重ね塗り可能な時間

対応する性能目標

以下はカスタム案件が通常着地するカテゴリーです。目標はヒアリング時に書面で合意し、承認サンプルの試験で確認しますので、仕様が双方にとって同じ意味を持ちます。

  • 耐熱性 — 排気系、マニホールド、グリル、エンジン向けのシリコーン耐熱システム
  • 防食 — 鉄鋼構造物やシャシー向けのジンクリッチおよびさび転換システム
  • 密着性 — ABS や前処理した PP/PE などのプラスチック、アルミ、溶融亜鉛めっき鋼
  • 光沢 — 既存の製品ラインに合わせたつや消し、半光沢、高光沢
  • 乾燥と取扱い — 生産ライン向けの速乾型、大面積パネル向けの低速乾燥型
  • 耐薬品性 — ブレーキフルード、燃料、クーラント、工場溶剤への暴露

開発プロジェクトの進め方

開発は反復作業であり、その回数分のコストが「正しく仕上げる」ためのコストです。当社は各ラウンドを短期間かつ測定可能に保ちます。

  • 1. ヒアリング — 被塗装材、要求性能、色見本、仕様、予想数量
  • 2. NDA — 双方向で処方の詳細を共有する前に締結
  • 3. ラボサンプル — 初回処方を当社ラボで試験しお送りします
  • 4. お客様での施工テスト — 実部品に塗装し、結果をご連絡いただきます
  • 5. 調整ラウンド — 結果に応じて密着性、色、光沢、乾燥を調整
  • 6. 承認サンプルの封緘 — 生産における品質基準となります
  • 7. スケールアップ — 生産、バッチ記録、保管サンプル

色合わせ

RAL または Pantone の参照値、実物見本、または合わせたい部品をお送りください。それに合わせて処方を設計し、比較用の塗装パネルを提供します。お客様ご自身の照明条件下で色が承認されて初めて生産に移ります。当社の作業台で合った色が、お客様の倉庫では違って見えることがあるからです。

当社が行わないこと

失敗する価格で競合他社の製品をコピーすることはしません。目標コストが、お客様の市場で腐食・剥離・退色する処方でしか成立しない場合はその旨をお伝えし、耐久する仕様をお見積りします。または案件をお断りします。

よくあるご質問

カスタム処方は何回のサンプルラウンドが必要ですか。
単純な色合わせは通常1~2ラウンドで決まります。耐熱やプラスチック密着などの性能重視の案件は3ラウンド以上かかることがあります。各ラウンドは次の調整の前に実施工で試験するためです。
現在購入している製品に合わせられますか。
はい。現行品のサンプルをお送りいただき、重視している特性をお知らせください。当社で分析して同等品を処方し、比較用サンプルをお送りしますので、当社の説明ではなく実際に比較いただけます。
カスタム処方は専用になりますか。
バイヤー様の仕様に合わせて開発した処方は、同じ仕様で他の顧客に販売しません。技術的な打ち合わせの前に NDA を締結し、書面で合意した専用条項を遵守します。
カスタム案件に最小数量はありますか。
開発とサンプル作業は少量から開始できます。生産数量は標準ラインナップと同じ MOQ 体系に従い、サンプル承認後に確定します。
サンプル承認から納品までどのくらいかかりますか。
処方とアートワークの承認後、通常は出荷可能まで約20日、MOQ は SKU・色ごとに 1,000 缶 です。輸送日数は仕向地により異なります。

用途をお伝えください。処方可能かどうかをお答えします

被塗装材、要求性能、色見本、予想数量。実現可能性について正直な回答、サンプル計画、目標が伴うトレードオフをお伝えします。